４日目 スラムの子どもたち

今日は朝にクリーンアップのイベントに参加した。一応初仕事。子どもたちに清潔さを保つことの大切さを教える一環で、コミュニティ内にあるゴミをチームにわかれて拾って、その量を競うというゲームをした。私は子どもたちに「ごみはゴミ箱へ！」っていう内容を少し話したけどなかなか話しは聞いてくれない。明日からの授業は試練がいっぱいありそうやなぁ～

ゴミ集めは15分ぐらいしかしてないけどこのゴミの量。

でもみんなすごい元気いっぱいでせっせとゴミ拾ってくれてて素直やなぁって思った。だけどそのままの手でフルーツ食べる子もいればこんな感じでめっちゃ抱きついてくる子もいる。

けど今日子どもたちと一緒に居て、もっともっと一緒に色んな事がしたいし仲良くなりたいってすごく思うようになった。
「何を始めるにもまずは人として好きになってもらうのが大切やね」って渡航する前に言ってくれた人もいたし！ぐっちゃんも仲良くなるの大事ねってコメントしてくれてたし！
だから仲良くなることを優先しようって決めた！狂犬病打ってないから噛まれたらほぼ100%死ぬってもゆちゃんも言ってたから動物は気を付けな～って思ってたけど、意外とこのコミュニティには普通に歩いてる犬もいっぱい居て子どもも「抱っこしてみて」みたいなことを言ってくるこもいる。そこでいちいち子どもに説明しても分かる訳ないし、ただノリ悪いだけみたいになるからもちろん気を付けながら犬もだっこしたし積極的に輪に入っていくことを優先した。泥だらけのまま抱きついてくる子もかわいいからいいやってなる。笑

このイベントが終わってからはここで働いてる?人に学校のこととかを教えてもらった。ここの子どもたちが住んでるコミュニティはbird nestって表現されるほど閉ざされた空間で、子どもたちの世話なんてする暇がないくらいでほったらかしの親もいるんだそう。そんな子どもたちをお世話したり教育したりすることで希望ある将来に繋げることをACE大きな目標にしているって説明してくれた。月2ぐらいで親のミーティングもおこなっていて、保護者の理解は大分得られるようになってるきてるそう。子どもも昔より清潔かんがあるようになってきたって話してた。

だけど聞いてて問題だなと思ったことは、ここの子どもたちがお金とか多分あまり関係なくpublic schoolに行きたがってないってこと。何でかっていう理由はちゃんと分からなかったけど、それだったらこのコミュニティに閉ざされたままになってしまう気がするから問題だと思う。スラム街はカンボジアに500以上もあるみたいだけど、驚いたのはこういう現状をあまり知らない人たちもカンボジアにいるってこと。あとからこのスラム街にあるコミュニティを外のコミュニティと繋げることにはすごく意味がありそうって話もした。

学校内も案内してもらって、窓から見た景色はこんな感じ。

こんなにゴミ山の中でも普通にご飯作っちゃうんやなぁ。見にくいけど↓

これは図書館。この前来たときは空いてなくて、どんなんやろ～って中入るの楽しみにしてたけど思ってたより本も少なくて英語しかなくて子どもたちのためには改善が必要そうって思った。私は小さい頃からあんまり本読んでた方ではないけど、それでも今でも覚えてることもあるし子ども影響があるものやと思うから大事なんだろうなぁ。

今日行ってた学校は私が明日から教えるところではないけど、すごい色々感じたし話が聞けて良かった。中でも学校の意義としてめちゃくちゃハイレベルな教育を求めるというよりかは
学校が楽しいって思うように！
学ぶ大切さを感じてもらう！
みんなで何かをする喜びを感じてもらう！
将来に影響を与えられるように！
っていうように子どもを想ってるところにすごい共感したし一番心に響いた。

これまでもたくさんのボランティアの人が教えに来たらしくて、それぞれの人が色んなものを残して帰ってる。
この短期間で大きい変化を求めすぎると自分の無力さを感じるし、世界にたくさんあるスラムの中でこのコミュニティだけで何か成し遂げても本当に意味あるのかな？とか考えてしまうこともあるけど、
結局は問題解決には一つ一つのステップが大事で、自分がその小さなステップの一部になってきっと未来に繋がるんだって信じれる人が最強なんやろうなぁ…とか考えてた午前中やった。出来ることを具体化していこう。今週中に企画書見せれるぐらいにしたい。

今日は今時間あったから早めにこれ書いてしまって、夜は早く寝まーす♪