言語の壁に挑む! Cambodia internship!!

カンボジアで教育ボランティアをする神戸大生が、「異文化理解」をテーマにした6週間の挑戦を記録していきます!

帰国後 コミュニケーション!

日本に帰って来てからバタバタしててすごいかなり時間があいてしまったけど、落ち着いてきたので最後にこの旅のまとめみたいなことを書き留めておこうと思います!


実はこのタイトルのように、このカンボジア滞在で軸となるテーマは「コミュニケーション」にしていた。授業で言語を越えてなにかを“伝える”こと、音楽で“表現”すること、人と“繋がる”こと…どうすればみんなの距離がぐっと縮まるんだろう…とかコミュニケーションに関する疑問や可能性を自分で確かめたいと思ったのがカンボジアにいく動機でもあった。

ということでカンボジアにいる間に考えたことや感じたことを2つに分けて書きます!


1つ目は、言語・非言語コミュニケーションについて。カンボジアで色んな人と過ごすにつれて、コミュニケーションって非言語の部分が意外と大きいんだなぁって気づかされた。

まず、人との繋がりは非言語コミュニケーションから始まると思う。“第一印象”と似てるけど、この人と「繋がりたい」っていう気持ちは言葉で伝えることはそんなにないかもしれないけど、態度・表情・雰囲気とか、言語以外のところで自然と現れている。だから初対面は苦手で話せないっていう人でも、表情とか態度とかなんでもいいけど“繋がりたいんだよ”っていう気持ちを大切にできればいいんだと思う。そういう気持ちは意外と相手にも伝わる。英語が喋れなくて話すのを躊躇してるっぽいカンボジア人とかにも出会ったけど、なんとなく話したそうなのが伝わるだけでこっちは嬉しいし。

それから、言葉がなくても楽しめることっていくらでもあるんじゃないかなと思った。一番分かりやすかったのは音楽だったけど、やってみせる・実際にやってもらうの繰り返しで言葉はなくても感動を作り出すことができると思った。授業でやったゲームとかもそう。折り紙とかもそう。説明する時に一応簡単な英語は使ってたけど、それに意味はないと思ってた笑。私の英語を聞き取って音楽やゲーム、折り紙を理解していた人は一人もいないと思う。情報伝達てきには、言語と非言語は1%と99%ぐらいだったんじゃないかな。わからんけど。たぶん違うことを言いながら正しい折り紙の折り方を見せてても上手くいってたと思うし。笑

何が言いたかったのかというと、コミュニケーションは色んな形があっていいんじゃないかな~ってこと!何も言葉で分かり合うことだけじゃないんだと思うし、それぞれの良さみたいなのを出せたら素晴らしいなと思った。教えてるときは先生として生徒を見る立場になって、例えば英語はできないけどいつも元気すぎるぐらい元気に手を挙げて盛り上げてくれる子がいることでクラスの雰囲気はかなり良くなったり、喋らないけどずっとニコニコしてる子がいるだけでその場が和んだり、“これがいい”とかはないけど、それぞれの良さが見えるコミュニケーションの形って素敵だなと思った。


2つ目は、共感と感動について。人と繋がれてもただ繋がれるのと深く繋がれるのとは全然違う。そういう、ぐっと距離が縮まる瞬間みたいなのを作り出せるのはやっぱり相手との「共感、感動」が一番大きんじゃないかなと思う。

例えば相手と好きなものが同じとか、相手と何かが似てるとか、相手に気持ちを理解してもらえたとかを想像しても「わかる!!」ってなって距離が縮まりそう。これにも色々形はあって、音楽をみんなで作りあげて感動するときでも、何かを見ておもしろくて一緒に笑いを共有することでも、なんでもいいけどプチ感動みたいなのを積み重ねて距離はどんどん縮まっていくと思う。

ただ、期間中に考えて今私が出した答えでいくと、共感を作り出すのに一番強いと思ったのは結局
「言葉」だった。言葉が通じないときでも感動は作れるし人とも繋がることは諦めてはいけない。けど、言葉が通じるときの距離の縮まりかたはやっぱりすごいと感じた。
例えばKhaiが
「日本はちょっと寂しいのかもね」って言った一言。私もそう考えてたから、これだけで私はすごい共感して距離が縮まったように感じた。話も盛り上がったし言葉のなんていうかキラッと光る感じというか、“わかる!”みたいな感じってみんな好きなんじゃないのかな?笑
あとはPhearomとの会話で
「教えるの慣れてるね」
「Phearomは子どもを惹き付けるのが上手だね」。
それまで、お互い見えないけどなんとなく対抗心みたいなのがちょっとあった気がするけど、この一言のやりとりだけでいっきにお互いを認めあえて分かり合えたような感じで、そこからめちゃめちゃ仲良くなっていったと思う。
言葉ってひとことでも影響力があるから本当にすごいよなぁ。。とか思いました。笑

こういう共感・感動があるときってすごい幸せになれると思う。大事なのは、誰とでも「きっと共感できることがある」「きっと繋がれる」と信じる力かなと思う。


だけどこれができない時、すごく辛い。それはすーごい分かる。これを読んでくれている人の中にもこういうことで悩んでいる人がいるかもしれないけど、私は人と関わるのがしんどい時期があった。こういうことを言うと、嘘やって言われてきてほぼ誰にも話してこなかったけど、人生最大の悩みの一つなんだよねぇ実は 笑

よく、コミュニケーションにはこれが大事だ!とかプレゼンでこうしたら人に伝わる!とかの本や記事があるけど、そのほとんどが人と話すのに障壁?がないことを前提にしているなぁと思ったことがある。こうしたらいい!って書かれていたって、それができないぐらいに深刻に悩んでる人だっている。

私もひそかに色々と悩んできたけど、今は全く気にしないぐらいになった。それは色んな人に出会って、信頼できる人ができて、色んな価値観を知って、悪い思考癖が少しずつなおってきたからだと思う。本当に感謝しきれない。きっと、人との出会いとか考え次第で、今悩んでる人も絶対に絶対に楽になれると思う!

将来の夢を、ブログの最後らへんに書くって言ってたから少しだけ書きます。
私の夢は、世界の人たちを繋げることで素敵な出会いとちょっとした感動をたくさん作り出して、もっともっと幸せを感じられる社会にすることです。(ちょっと未だにいい言葉が思い付いてない笑)

人が繋がる瞬間、私は一番幸せを感じられると思ってて、そういうのがないことがあったから私は悩んできたと思う。だから、誰かと繋がれる感動の積み重ねで私がこの悩みを大分克服できてきたように、今同じようなことで苦しんでる人が生きやすくて楽になれるための力になりたい!

それから、よく言われることかもしれないけど、こういう“繋がり”を世界に広げていくことで世界の人たちがすごく身近に感じられて平和に結び付く、っていうのは私も結構信じていることで、まだ最善の方法は考えれてないけどこれから色んな経験をして見つけていきたいなと思っています。

最近私が心から尊敬する人と電話をしていて、
「自分の才能をしっかりと理解して、それを生かして何かに貢献すればいいんだよ」
って言ってある仕事を私に勧めてくれた。

自分で考えててもアプローチ方法がありすぎてもうどうしよーーって感じやけど、そのお陰で何となくイメージが見えてきてわくわくしてきた😆!笑

もう本間に大学4年間で将来の夢を決めるなんて早すぎやしそれはもはや諦めた方がいいかもって思ってきた。よく言ってもらうけど、経験も足りてないのに“仮”でしか夢なんて持てないわ私には。笑
でもこれからの毎日も1日1日大切にしていきたいな♪♪


今日は、カンボジアで子ども達に教えてたら久々に日本で教えてた塾の生徒たちに会いたくなってきて、突然やけど会ってきた~♪
色んな話ができてよかった!受験前にまた会いに来よう。
やっぱり私は教育に興味あるなと思った。今は色々と自分には足りてないけど、教育関係に将来的には戻ってきたいなぁ~!


長くなったけどこれで終わりはあれなのでまた記事書きます、、!

 

音楽今も続けてくれてるみたいで嬉しい😆


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