言語の壁に挑む! Cambodia internship!!

カンボジアで教育ボランティアをする神戸大生が、「異文化理解」をテーマにした6週間の挑戦を記録していきます!

21・22日目 Kepで考えたこと

今日はたぶん今までで一番長い記事です。最初の方はどうでも良いことしか書いてないかも笑

 

Kep最終日はrabbit islandっていうところに行ってきた!朝はここ最近で一番の早起きでボート乗り場へ!
ボートか~酔いませんように…しか考えてなかった。笑 Kep来てから朝起きたら謎の腹痛がある。たぶん夜寒いからってだけなんだけど。
腹痛と船酔いは最悪、と思って覚悟を決めて乗ったけど案外大丈夫やった!良かった。カンボジアではこういうこと多い。 大丈夫と信じたらなんでもいけるんかも。それはないか笑

 

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Rabbit islandにはうさぎがいると最初は期待してたけど、いないらしい。島がうさぎの形してるらしい。でも島にいたらそんなこと誰も分からない。

まずはみんなで朝食!
パンケーキとフルーツシェイク!

 

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カンボジアのパンケーキのイメージは日本とはちょっと違う。でもヘルシーそうでおいしい!
カンボジアの食事もだんだん慣れて日本食シックが前よりは薄れてきた!色々恋しいこともあるけど。ついこの前、今海外にいる人と話してて、二人とも日本に帰ったらラーメン食べに行こうって約束をした。楽しみっ!


さて、rabbit islandには10時ぐらい?に着いて、帰りのボートは16時って言われたけど、思ってたより暇。ビーチで最初はわいわいしてたけど特に他にないしカンボジアなのにとにかく寒くて海には誰も入らず、ずーっとハンモックやらベンチやらに座ったり寝たりしてた。ムービー撮ったりしてそれも楽しかったけど!

 

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初めてのハンモック♪


最後の一時間ぐらいが一番楽しかったかな♪Khaiと一緒に砂浜を歩きながらかわいい貝殻集めたり、謎の鳥に出会ったりmonkが海ではしゃいでたりして面白かった笑

個人的にはmonkが海ではしゃぐのはかなり面白かったけどなぁ~そうでもないかな?
monkってのは、前の“Pchumben day”のブログに書いたんだけど日本のお坊さんみたいな感じで、けど思ってるよりゆるい。
monkはいつもオレンジの服を着てるんだけど、それも着たままで水に濡れても平気で遊んでるしすごいなぁと思った。日本のお坊さんがあの服装のまま海辺ではしゃいでるところ想像できる?
まぁ訳が違うんだろうけど笑

 

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最後に、寒すぎてhot green teaを注文。私は抹茶か、少なくとも緑茶を想像してた…けど…
ほうじ茶やんっ!メニューと違うのはカンボジアあるある。

 

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そんなこんなで時間になってボートの場所に戻ることに。けどなかなか来なくて、どうやら違うところにボートがつくらしく、
聞いてない!!とか言いながらもこれ以上rabbit islandに取り残されても暇や!ってことでダッシュ。

けど行ったら全然まだ誰も来てない。カンボジアは時間にルーズやけどKepは特にルーズ。4時集合はだいたい4時半集合。忘れてた~

岸まで来てくれないからみんなびしょびしょになりながらボートに向かう様子。

帰りのボートは風がきついせいでものすーごい揺れた。死ぬかと思った。
私らはきゃーきゃー騒いでるのに他の乗客は反応なし。なんで?
本間に転覆するかと思った。
ここで死にたくない!ってみんなでずっと言ってた。カンボジア来てからこれ何回言ってるやろう。スリリングなことが多い。

ここで溺れたらどうしよ?って話になってRiaともゆちゃんは泳げるんやけど
私「25mまで」
Khai「0m泳げる」って感じ。笑
途中でちょっと危機感感じて
私「ライフジャケット取って!」
Khai「まぁ、もう着くっしょ」
いや、なんで?私ら泳げないよ?
I don't know how to floatじゃないの?笑
いや~面白かった。
しかもパッて見たら乗客の中で一番いかつい、タトゥー入れたムキムキの男の人ただ一人だけちゃっかりライフジャケット着てるし。爆笑した。帰りのトゥクトゥク
このボートが一番楽しかったねって話をしてた。

 

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その後はみんなで最後のシーフードを食べて今日は終わり。Kep楽しかったなぁ。
土曜日は朝ごはんだけいつもの所に食べに行ってお姉さんにさよなら言ってから、バスでプノンペンに帰るだけ!

 


Kepは最後ってことでKep旅のまとめをしようかな~。
こっちに来てから思うのは、時間の流れや生活が全然違うなぁということ。家族を見てても、地元の人見てると、待ってる時間とか何もしてない時間がすごく長くてゆったりしてる。ほとんど生きることにしか時間をかけていないように感じる。ご飯を作ったり洗濯をしたり物を売りに出掛けたり子どもの世話をしたり。

最初、正直そんな生活はつまらないと思った自分がいた。この人たちは毎日なんの為に生きてるんだろう、その日を“生きる”こと以外に何を考えてるんだろうって。

だけど違う。彼らはもっと大切にすべきものを知っている。それは、家族の絆や人との繋がり。彼らは家族や近所との親密な関係を大切にしていて、一緒にいるというだけで大きな幸福があるんだと思う。その家族の為、家族と“生きる”ために人生の時間を捧げて、次の世代そのまた次の世代と続いていくんだと思うと、すごく素敵な循環だと思った。

日本は衣食住、“生きる”ために最低限必要なことにかかる時間が極端に少ない。確かに“生きる”こと以外にかけられる時間がたくさんあるからこそ様々なことを考える余地もたくさんある。だけど、その分大切なものが薄れているように感じる。

それは、彼らにとっては当たり前で私たちの多くが忘れかけていること。家族や人との強い繋がり。

日本は家族といる時間も長い文化ではない。自立して家族から離れたがる傾向にもある。

最近は友達と一緒に集まってもスマホで他の人と話すのが当たり前になっているよね…ってKhaiも言っていた。

それがだめな訳ではないけど、やっぱり寂しいことなんじゃないかなとこっちに来て思った。当たり前になりすぎて、なんとなく大切さが薄れてるんじゃないかなぁ。

人間関係が希薄になりつつあるから余計なことで悩んでいる気もする。日本にいると私はそれをよく感じる。Khaiも言っていた。
「日本は好きだけど、ちょっと寂しいよね」って。
(Khai登場しすぎ笑)

カンボジアは本当にフレンドリーであたたかい。そういう関係が日本は薄いんじゃないかな。

人との繋がりは人生で一番大切なものだと思う。すべての出来事は人との繋がりから始まると思うから。だからこれはすごく考えさせられる。


長くなってるけどもう一つだけ。
知らない世界に触れることについて。こっちに来てから、当たり前について考えるようになった。これまで当たり前に洗濯をしてきて、当たり前にご飯があって当たり前になんでも手に入る環境にしか自分はほとんどいたことがなかった。だけどそれがこっちにはないことも多い。

その当たり前のありがたさは、頭で分かるのと実感して身にしみてわかるのはまた違うと思う。それが実感できる環境に置かれて初めて日々の生活に感謝できるようになる。そうすると、今後の生き方も変わってくると思う。異文化にたくさん触れて自分を適応させてきた経験が多いほど、寛容で柔軟な人になれるんじゃないかな。

こういう気持ちはしっかり未来の為に残しておきたい。その方法もちゃんと自分のなかで持っている。この気持ちは大切にしたい。

なんか海を見つめながら色々と考えてたけど、Kep旅来れてよかったです!

またプノンペンから更新します♪